村田京子のホームページ – ハープトリオコンサート

ポスター8月2日に、奈良の正倉院近くのハープスタジオで開催された「ハープトリオコンサート」(ポスター)に行ってきました。南城愛さん、西谷麻奈美さん、上田あづ紗さんの三人のハープ奏者による演奏会で、8月2日はちょうど「ハープの日」にあたるそうです。演目は、リストの「愛の夢」から始まり、「ウィキッド」などミュージカルの曲、映画(「80日間世界一周」など)のメインテーマ、DSC_0134~2ビゼーのオペラ「カルメン」からの闘牛士の歌など、さらにジョプリンの「メイプルリーフラグ」もあって、クラシックからポピュラーまで幅広いジャンルの曲でハープの美しい音色を堪能しました。ハープもいろいろ種類があり、小さなハープやアイリッシュハープ、さらに高さが180センチもある大きなハープ(ピアノの半音にあたるところは、足でペダルを踏んでいるそうです!)(右写真:演奏中の3人)があり、このすべてのハープを弾いてくれ、さらにレクチャーもあって、ハープのことが少しわかりました。

演奏曲の中でもハープの音色に一番うっとりしたのは、ドビュッシーの「月の光」で、三人で奏でる美しいハーモーニーが最後まで耳に残りました。演奏会会場は、南城さんのお父さま(画家)のアトリエで、舞台の背景の色鮮やかな絵画、さらに会場の壁一杯に並べられた絵画にも魅せられました。

DSC_0138夕食は、同行の方々と奈良町の和風料理店「粟」(古民家を改造した店で、蔵を改造したテーブル席で食事)に行き、大和の伝統野菜(ヤマトイモ、ひもとうがらし、結崎ネブカ、大和DSC_0140まな等)に、大和牛(700年前から大和牛として有名な黒毛和牛)を使ったコースを選びました。前菜は、大和牛と大和野菜の籠盛り(左写真)で、見た目も美しく、やさしい味付けでした。次に野菜の煮物(粟餅が上に載っています)、そして、大和牛と野菜を陶板で焼いて食べるメイン(右写真)。地元のスーパーでも大和牛は売っておらず、珍しい肉をおいしく頂きました。最後のつけ麺は、吉野葛を練り込んだ、少し太めのソーメンで、つけだれが豆乳に白みそ仕立て、柚子胡椒、みょうがなどが入っていて、初めて食べる食感でしたが、夏らしいさっぱりしたものでした。デザートはカヌレで、これもおいしく頂きました。

音楽と食事を親しい方々と一緒に味わうことができ、本当に楽しいひと時でした。

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