村田京子のホームページ – profile

村田京子(文学博士)

所属

大阪府立大学人間社会システム科学研究科教授

599-8531 堺市中区学園町1-1 大阪府立大学
Mail: bal(at)hs.osakafu-u.ac.jp  ※(at)を@に変えてください

大阪府立大学女性学研究センター
人間社会システム科学研究科

学歴

1978年:京都大学文学部フランス語学フランス文学科卒業

1980年:京都大学大学院文学研究科修士課程フランス語学フランス文学専攻修了

1984年:京都大学大学院文学研究科博士課程フランス語学フランス文学専攻単位取得満期退学

2002年:文学博士(パリ第7大学)

職歴

1985年~1989年:立命館大学、甲南女子大学、神戸松蔭女子学院大学等 非常勤講師

1989年9月:大阪女子大学学芸学部英文学科専任講師

1999年4月:大阪女子大学人文社会学部人文学科国際文化専攻助教授

2004年4月:大阪女子大学人文社会学部人文学科国際文化専攻教授

2005年4月:大阪府立大学人間社会学部人間科学科教授

2011年4月:大阪府立大学地域連携研究機構女性学研究センター教授

2015年4月:大阪府立大学人間社会学研究科教授

2016年4月:大阪府立大学人間社会システム科学研究科教授

学会活動

【所属学会】日本フランス語フランス文学会、日仏美術学会、日仏女性資料センター(日仏女性研究学会)、京都大学フランス語学フランス文学研究会、日本バルザック研究会、日本ジョルジュ・サンド学会、Société des Amis d’Honoré de Balzac, Groupe International de Recherches Balzaciennes, Les Amis de George Sand, The George Sand Association, Société des Études romantiques et dix-neuviénistes
1998年6月~2002年6月:日本フランス語フランス文学会 フランス語教育・語学委員
1998年11月~2001年11月:日本フランス語フランス文学会関西支部 実行委員
2003年6月~2007年6月:日本フランス語フランス文学会 渉外委員
2003年11月~2005年11月:日本フランス語フランス文学会関西支部 実行委員
2011年6月~2012年6月:日本フランス語フランス文学会関西支部 編集委員
2012年6月~2013年6月:日本フランス語フランス文学会関西支部 編集委員長
2013年6月~2017年6月:日本フランス語フランス文学会 編集委員
2015年2月~現在:membre du comité scientifique d’Anales de Filologia Francesa (Université de Murcia, Spain)

社会貢献

堺市個人情報保護審議会委員(2010年2月~2017年1月)、堺市防犯カメラガイドライン策定懇話会委員(2011年9月~12月)、文部科学省大学設置・学校法人審議会(大学設置分科会:文学部門)専門委員(2012年4月~2015年10月)

主な著書

●『ロマン主義文学と絵画―19世紀フランス「文学的画家」たちの挑戦』、新評論、2015年
●『女がペンを執る時―19世紀フランス・女性職業作家の誕生』、新評論、2011年
●『娼婦の肖像―ロマン主義的クルチザンヌの系譜』、新評論、2006年
Les métamorphoses du pacte diabolique dans l’œuvre de Balzac, Osaka Municipal Universities Press, Klincksieck (Paris), 2003
●『200年目のジョルジュ・サンド』(共著)、新評論、2012年
●『テクストの生理学』(共著)、朝日出版社、2008年
Les héritages de George Sand aux XXe et XXIe siècles (共著)、Keio University Press, 2006

研究テーマ

   

バルザックの作品に現れる「悪魔との契約」のテーマを取り上げ、もはや「悪魔」という超自然的な存在が信じられなくなった近代社会において、悪魔的存在がどのような形で捉えられているかを探る。1820年~30年代に流行した暗黒小説(ロマン・ノワール)や幻想文学の範疇に属する初期小説『百歳の人』から『あら皮』『和解したメルモス』にいたる「幻想空間」に登場する悪魔的存在を検証した後に、『ゴリオ爺さん』『幻滅』『娼婦盛衰記』に登場する悪魔的人物ヴォートランや、さらに商業小説『セザール・ビロトー』や『従妹ベット』で「悪魔」に喩えられる人物が、「現実空間」の中でどのような理由で「悪魔的」だと認識されたのか、当時の社会的背景を考慮に入れながら分析する。また、バルザックの幻想小説とモーパッサンの幻想小説の共通点および相違点を探る。

        

ロマン主義文学に現れる「恋するクルチザンヌ」のテーマを、アベ・プレヴォーの『マノン・レスコー』に遡り、アルクサンドル・デュマ・フィスの『椿姫』、ジョルジュ・サンドの『イジドラ』を通して考察する。また、バルザックの作品(『人間喜劇』)における「危険なクルチザンヌ」像を探り、さらにヴィクトル・ユゴー(『レ・ミゼラブル』など)やウージェーヌ・シュー(『パリの秘密』)の社会小説に現れる娼婦像を、当時の貧しい女性が置かれた社会的状況に即して検証する。

        

フランス革命前から革命後まで活躍したジャンリス夫人(国王ルイ・フィリップの養育掛)、フランス・フェミニズム運動の先駆けとして有名なジョルジュ・サンド、女性ジャーナリストの先駆け、デルフィーヌ・ド・ジラルダン、労働者階級の連帯を提唱したフロラ・トリスタン、19世紀を代表する女性詩人マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールなど様々な女性職業作家(およびローザ・ボヌールなど女性職業画家)の生涯とその作品をジェンダーの視点から探る。

        

フランス・ロマン主義文学を代表するバルザック、テオフィル・ゴーチエ、ジョルジュ・サンド、スタール夫人などの作品における絵画の隠喩的な使われ方に対して、特にポルトレ(人物描写)を中心に、ジェンダーの視点から検証する。また、女性作家の描く画家像と、男性作家の画家像との違い、および芸術論の違いを明らかにする。さらに、研究対象を19世紀後半のフランス文学まで広げ、ゾラ、ユイスマンス、ゴンクール兄弟など自然主義作家の作品における絵画との関連を考察する。この3人の小説家はゴーチエ同様、美術批評も多く書き、美術には造詣が深い。とりわけセザンヌ、マネ、モネなど印象派の画家やギュスターヴ・モローのような象徴主義の画家の絵画が彼らの作品にどのような影響を与えたのか(例えばゾラの『ナナ』の娼婦像とマネの《ナナ》との関連など)を検証すると同時に、ロマン主義作家の作品と対比させ、その相違点を探っていく。

        

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