水声社版『人間喜劇』全集20巻が、昨年11月から毎月刊行されています(この全集に関しては「講演会・シンポジウム」欄にある、2025年度仏文学会秋季大会ワークショップ(2025年10月26日開催)の内容をご参照ください)。
この『人間喜劇』全集に関して、私市保彦氏と小倉孝誠氏の対談が行われ、『週刊読書人』(2026年2月27日付け)に対談記事が掲載されました。二人の対談でとりわけ印象に残ったのは、小倉氏の指摘(バルザックはフロベールやゾラ、プルーストなど19世紀、20世紀の作家に大きな影響を与えただけではなく、現在の作家ウェルベックもバルザックに言及している)で、200年以上前の作家バルザックの作品はまだ色あせていないことを改めて実感しました。