2024年度大阪公立大学公開講座
「絵画を通して読み解くフランス文学」
《案内》大阪公立大学公開講座を下記の通り、開催予定です。
テーマ:「絵画を通して読み解くフランス文学」
日時:2024年5月15日~7月17日 毎週水曜日 14:30~16:00
フランス文学と造形芸術の関わりは深く、画家、彫刻家を主人公とする芸術家小説が数多く見出せます。しかし、小説の人物描写において絵画の比喩が使われるようになったのは、「芸術の大衆化」が実現された19世紀以降です。本講座では、19世紀の作家と芸術家の親密な関係を考慮に入れながら、小説の中で言及される絵画や彫像を手がかりに、19世紀フランス文学を読み解いていきます。
取り上げる作品は、バルザック:『金色の眼の娘』『ラ・ラブイユーズ』『毬打つ猫の店』『知られざる傑作』『ラ・ヴェンデッタ』『砂漠の情熱』『従妹ベット』、ゴーチエ:『金羊毛』『カンダウレス王』、デボルド=ヴァルモール:『画家のアトリエ』、ゾラ:『ナナ』(詳細はチラシをご覧ください)
本講座では、日本語翻訳を使いますので、フランス語が読めない方も誰でも参加できます。興味のある方はふるってご参加下さい。詳しくは大学のサイト(https://www.omu.ac.jp/lifelong-learning/course/event-03955.html)をご覧ください。
《報告》10回の公開講座、無事に終えることができました。最初はアンケートに「難しい」というお声もありましたが、次第に皆さん、話の流れについて下さるようになり、多くの質問、感想、ご指摘などを寄せてもらいました。内容をつい詰め込み過ぎて、時間オーバーになり、最後は大急ぎでお話をしたこともあって、聴講生の方々を疲れさせてしまったかもしれません(大いに反省)。大学のスタッフの方のご尽力もあり、パワーポイントファイルをすべて印刷、配布して頂き、それで非常にわかりやすくなったと大変好評でした。スタッフの方々、ありがとうございます。また、暑い中、I-siteまで来ていただき、熱心に聞いて下さった参加者の皆さまに感謝いたします。今回は90名の方に参加して頂きましたが、私の方も皆さまの前でお話することで、大きな刺激となりました。来年も別のテーマで公開講座を行う予定ですので、その折にまた、皆さまとお会いできれば幸いです。
開催日: | 2024年5月15日~7月17日 |
場所 | 大阪公立大学 I-site なんば 2階 |
コーディネーター | 大阪公立大学 社会連携課 |
テーマ:「絵画を通して読み解くフランス文学」
日時:2024年5月15日~7月17日 毎週水曜日 14:30~16:00
フランス文学と造形芸術の関わりは深く、画家、彫刻家を主人公とする芸術家小説が数多く見出せます。しかし、小説の人物描写において絵画の比喩が使われるようになったのは、「芸術の大衆化」が実現された19世紀以降です。本講座では、19世紀の作家と芸術家の親密な関係を考慮に入れながら、小説の中で言及される絵画や彫像を手がかりに、19世紀フランス文学を読み解いていきます。
取り上げる作品は、バルザック:『金色の眼の娘』『ラ・ラブイユーズ』『毬打つ猫の店』『知られざる傑作』『ラ・ヴェンデッタ』『砂漠の情熱』『従妹ベット』、ゴーチエ:『金羊毛』『カンダウレス王』、デボルド=ヴァルモール:『画家のアトリエ』、ゾラ:『ナナ』(詳細はチラシをご覧ください)
本講座では、日本語翻訳を使いますので、フランス語が読めない方も誰でも参加できます。興味のある方はふるってご参加下さい。詳しくは大学のサイト(https://www.omu.ac.jp/lifelong-learning/course/event-03955.html)をご覧ください。
《報告》10回の公開講座、無事に終えることができました。最初はアンケートに「難しい」というお声もありましたが、次第に皆さん、話の流れについて下さるようになり、多くの質問、感想、ご指摘などを寄せてもらいました。内容をつい詰め込み過ぎて、時間オーバーになり、最後は大急ぎでお話をしたこともあって、聴講生の方々を疲れさせてしまったかもしれません(大いに反省)。大学のスタッフの方のご尽力もあり、パワーポイントファイルをすべて印刷、配布して頂き、それで非常にわかりやすくなったと大変好評でした。スタッフの方々、ありがとうございます。また、暑い中、I-siteまで来ていただき、熱心に聞いて下さった参加者の皆さまに感謝いたします。今回は90名の方に参加して頂きましたが、私の方も皆さまの前でお話することで、大きな刺激となりました。来年も別のテーマで公開講座を行う予定ですので、その折にまた、皆さまとお会いできれば幸いです。