村田京子のホームページ – ジャンジャンブル先生宅

s-IMG_5727バルザックを始め、19世紀フランス文学について造詣の深いジャンジャンブル先生(すでに、大学を退職されていますが、フランスだけではなく、ドイツなどあちこちで講演を頼まれ、今でも現役の研究者)宅に、招待されました。先生のお宅はパリから電車でs-IMG_5734約50分のところにあるジベルニー・ヴェルノン(モネ美術館のあるところ)の田園地帯にあります。ご夫妻とは、コロナ前に来日された時にお会いしてからもう数年ぶりの再会となりました。コロナの時にはフランスはロックダウンとなりましたが、ご夫妻はご自宅でのs-IMG_5736s-IMG_5737のびと暮らせたそうです(車が減ったせいで、鳥たちの鳴き声が良く聞こえたそうです)。玄関前には大きなマルメロ (coing) の木があり、s-IMG_5747実がたわわになっていました。s-IMG_5751裏には広いお庭(左写真)があり、様々な花々が割いていました(ただ、今年の猛暑でその幾つかは枯れてしまったとのこと)。奥様のイリスさん手作りの昼食を頂きました。メニューはまず、たっぷりのスープ(パプリカ味:右写真は食卓での夫妻)、サラダにキッシュ(写真)、パンナコッタ(写真)でどれも非常においしく頂きました。食事の後、近況やバルザックの話で盛り上がりましたが、夕方には先生の車でヴェルノン美術館へ(残念ながら、モネ美術館は休館)。ここにはモネの絵が一枚だけしかありませんが、モネの家族(娘さんや婿、孫など)の絵も何点か展示されていました。その後、伝統的な建物(右写真:壁に長細い木片が十字状、または縦に嵌めこまれている)の並ぶ市街をぶらぶら散歩。教会(写真)も少し見学しました(ちょうど、聖歌隊の少年少女たちが賛美歌の合唱の練習をしていました)。9月の初旬はパリでも30度を越す暑さでしたが、下旬になると、少し肌寒くなってきました。ともあれ、ジャンジャンブル先生ご夫妻との旧交を温めることができ、大満足の一日でした。

 

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