今年も桜の季節になりました。今年はいつもより1,2週間早く桜の開花となり、先週中ごろには、満開に近くなり、「この間まで蕾だったのに、いつの間に咲いたの?」と驚くほどで、今週が見頃のようです。今日はいい天気となったこともあり、秋篠川沿いの桜並木には大勢の人々が散歩がてら桜を見に来ていました。小さな子どもを連れた親子連れや、熟年夫婦や犬の散歩をさせる人、ジョギングの若者など、様々な人たちが桜や川の土手で日向ぼっこをしている亀や鳥たち(カモガモやシロサギなど、色々な種類の鳥も生息しているそうです)を見ながらゆっくり歩いていました。坂口安吾が「桜の下には死体が埋まっている」と述べていますが、この桜はそれほど怪しげではなく、はかないながらも華やかな雰囲気を伴っていました。