村田京子のホームページ – 奈良公園へ

s-IMG_4907知人の絵の展覧会を見に行ったついでに、奈良公園に紅葉を見に行ってきました。s-IMG_4908まずは昼食ということで、近鉄奈良駅から徒歩5分の懐石料理店「かこむら」へ。20人余りしか入らない小さなお店ですが、非常に繊細な味の料理をだすお勧めの店で、久しぶりに訪れました。まずは先付として帆立とほうれん草が銀杏のお皿に入っていてきれいでした(左写真)。次がお造り(右写真:あまてカレイと剣先イカ)。イカは歯ごたえが良いけれども適度に柔らかで、あまてガレイ(まこガレイ)も美味でした! 次は、今年最後と思えs-IMG_4909る土瓶蒸しで、松茸とハモを堪能しました(最後のご飯も松茸ご飯で、香りがなんとも言えない幸福感をもたらしてくれます)。八寸(左写真)は、子芋、柿なます、イクラ、カニ、サツマイモと大学麩、だし巻き卵、鮭のてまり寿司とs-IMG_4910、見た目もきれいで秋らしく、おいしく頂きました。次は鱧の天ぷら(右写真)、穴子の卵じめ、最後のデザート(左写真)はピオーネのゼリーと新高梨。お皿がすごくきれいで、お祝い事に使えそうでした。

食事を満喫した後、奈良公園へ。ちょうど、興福寺の五重塔が特別公開(ポスター)s-IMG_4912していて、普段は見られない仏像が見れる、ということで参拝することにしました。塔の中心には心柱が立っていて、しゃがむとその土台が見えるようになっていました。南方には釈迦如来坐像が普賢菩薩と文殊菩薩を両脇に従えて安置され、西方は阿弥陀如来坐IMG_0001像(観音菩薩と勢至菩薩が両脇)、北方は弥勒菩薩座像、東方は薬師如来坐像が安置されていました。それぞれが関連する菩薩像に挟まれていました。四方仏に釈迦、阿弥陀、弥勒、薬師が選ばれたのは、「奈良時代よく知られていたいわゆる顕教における四仏をs-IMG_4921s-IMG_4922配置したもので、貴重な事例」だそうです。奈良公園も、緊急事態宣言が解除されたこともあり、修学旅行生や観光客がだいぶ戻ってきていました。次に、東大寺まで行き、表の池に映る紅葉(左写真)や、境内裏の大きな銀杏の木(右写真)を見て帰りました。ここはいつもなら人が少ないのですが、この日はカメラ愛好家のグループが来ていて、盛んに写真を撮っていました。久しぶりに奈良公園をゆっくり散歩できて楽しいひと時でした。

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