村田京子のホームページ – 秋の奈良

IMG_473411月も半ばとなり、秋の奈良公園を散策してきました。まずは、近鉄奈良駅近く(IMG_4735奈良女子大学の近く)のフレンチレストラン「フォルム・ド・エテルニテ」でランチ。ランチとしては少し贅沢なコースですが、非常に満足のいくものでした。まず、前菜は「じんたん」のエスカベッシュ(左写真)。「じんたん」とはハタハタのことで、それを油で揚げて南蛮漬けにしたようなものに、新鮮なスプラウトが載っていました。下の見せ皿も美しく(フランス製で、「中国の花」を描いたもの)、食欲を誘います。次に、「秋鮭と赤いかのタルタル」(右写真)。赤鮭と、いかの白身、さらに赤いイクラがこのIMG_4737下に入っていて、非IMG_4736常に美味でした(イクラが特に絶品!歯ごたえが柔らかく、鮭もいかも生なのに全く臭みのないものでした)。次の「鳥取・日本海の鰆 ナージュ仕立て」(左写真)は、魚のスープにポワレにした鰆が入っていて小さな大根のように見えるのは、奈良産のカブとのこと。肉料理は「奈良県産・黒鶏プレノワール」(右写真)。この料理はこのレストランでは定番として出てくるもので、フランス産のプレ・ノワール(羽が黒い)を奈良で育てたもので、60度の低温調理でゆっくり焼いたもの。非常に柔らかい肉となっIMG_4739ていました。野菜の付け合わせの安納芋や、菊芋のソースなど、奈良産の野菜をたっぷり使ったものでした。デザートのモンブラン(写真:器は錫の器で、ずっしりと重たいもの)も甘すぎない繊細な味で非常においしかったです(立ててあるチュイルも同じくC’est si bon!)。

s-IMG_4744食事の後、寒さが少し増してきた奈良公園をぶらぶら散歩。東大寺周辺(写真)は、多少観光客が戻ってきていますが、これまでのように人でごった返す混雑はなく、小学生たちの小グループの見学が目立ったほどでした。紅葉はまだそれほど進IMG_4748IMG_4752んでいませんでしたが、東大寺の裏側の大きな銀杏の木(写真)はすっかり黄色に染まっていました。あとは赤く染まっているもみじの木(写真)が所々見受けられたくらいです。鹿たちものんびり草地に座って秋を楽しんでいるようでした。木々が紅葉するのは11月末くらいでしょうか。また来てみたいと思いました。

 

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