村田京子のホームページ – 六甲ミーツ・アート

DSC_0161コロナ禍で半年間、ステイホーム状態でしたが、go to トラベルが始まったこともあり、IMG_4637有馬温泉に家族で一泊することにしました。ちょうどこの時期、六甲ミーツ・アートが開催されているので、それぞれの展示会場を2日にかけてゆっくり回りました。まずは、ケーブルカーで六甲山上駅まで行き、天覧台から神戸を展望(左写真)。秋晴れのいい天気で、神戸空港、さらに関空も遠くにみることができました。ここにもアートが展示されていました(右写真)。中村萌さんというアーティストのもので、ロシア人形に似た少年少女像が、他のところでも見られました(写真)。少し無表情ですが、よく見ると味わいのある顔つきです。次に山上バスに乗って記念碑台へ。ここには巨大な蟻に似たオブジェが置いてありました。そこから数分歩いた所にあるのが、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテルを建築家ミケーレ・デ・ルッキが修復した建物)で、館内にはゆったりと座れるソファのある素敵なロビーや、おしゃれなカフェテリア、子どもが喜びそうなキッズルーム、アートギャラリーがあり、特に金属で作った大きなサイ(写真)に圧倒されました。1日目最後は、六甲オルゴールミュージアムで、広い庭IMG_4657園の中にも面白いアート作品が散りばめられていました(特に面白かったのは、木で作った鳥IMG_4647で、手で鳥を触ると音が出て、体の部分によって違う音が出る、というもの。風が吹いてもきれいなメロディが奏でられ、非常にポエティックでした)。館内では特別展として日本人のからくり人形師ムットーニのオルゴールシアターが開催されていて、さっそく予約して見ました。特に、息子に父親がロケットを見せるという人形劇が素晴らしく、箱の中のロケットが外に飛び出して宇宙に飛び立つ場面(ポスター)が壮大で、オルゴールの音楽ともぴったりあっていて、美しい光景にすっかり見とれてムットーニしまいました。

2日目は有馬温泉ロープウェイで頂上へ。ロープウェイ駅でもアート作品がIMG_4686置かれていましたが、遊園地で見かけるぬいぐるみを使ってIMG_4690の展示(左写真)で、座っているぬいぐるみは人が中に入っているかのような感じで、ノスタルジーを誘います。次にバスで六甲高山植物園へ。高山植物や六甲山の自生植物約1500種が栽培されていて、ここにも様々なアート作品がありましたが、中には不気味なものも(右写真)。次にガーデンテラスに行き、有名な六甲枝垂れへ(写真:秋のイワIMG_4698IMG_4711シ雲を背景にした建物は絵になります)。ガーデンテラスのあたりにもガウディの作品を彷彿とさせDSC_0374る動物のオブジェも(写真)あり、子どもたちがそれに乗って喜んでいました。最後に安藤忠雄が設計した風の教会へ。コンクリートの打ちっぱなしのシンプルな教会(右写真)でした。近くの六甲スカイヴィラにも寄りました。廃墟となった5階建てのホテルをアーティストたちが改造したもので、それぞれs-DSC_0415の部屋に展示品が置かれ、ユニークな作品ばかりで面白かったです(左写真は入り口)。1階にはメルヘンのような絵(右DSC_0425写真)もあり、楽しい気持ちになりました。2日間、階段や急勾配の道を上がり降りしたり、歩き回ったので結構疲れましたが、お天気にも恵まれ、久しぶりに自然に触れて楽しいひと時を過ごすことができました。

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