3月末に大阪府立大学を退職しました。ただ、コロナウィルス関連で、送別会などの行事はすべて中止(最終講義は7月末に延期)で、3月31日の辞令交付式も、学長と退職教員、研究科長など少数の人たちだけが集まり、学術交流会館の大きな広間で天井までの窓は開けっぱなし(いわば吹きさらし)の中で、それぞれ1メートル以上の間隔をあけて立つ、という寂しいものでした。このご時世、仕方ありませんが。それでも式の後、研究科長、支援室の皆さんから大きな花束を頂きました(写真の花瓶に入っているのがその花の一部)。また、今年無事に博士論文を提出した教え子からも、お花が届きました(花籠)。目下、家じゅうがお花のいい香りが漂っていて気持ちが安らぎます。
「不急不要の外出は避けるように」ということで、ほとんど家に蟄居している毎日ですが、今日はお天気がいいので散歩がてら、近所の桜を見に行きました(写真)。疎水沿いに桜並木が続き、毎年変わらぬ桜を見ると、来年はもう少し穏やかな気持ちで散歩ができればいいなと思っています。コロナ感染が早く終息することを祈っています。