村田京子のホームページ – アルキオーネでランチ

IMG_4356IMG_4358近くのイタリアンレストラン、アルキオーネでランチを頂きました。シェフは、いろいろな食材を積極的に使う方で、今回のコースではまず、アミューズ・グールとしてトマトの汁を濾して固めたものと、シュー皮にマルカポーネチーズを挟んだもの(左写真)が出ました。前菜は「イトウのタルタル」(右写真)。イトウは北海道産のサケ科の魚でそれを生でソースに和えたもの。アスペルジュ・ソヴァージュ(アスパIMG_4359ラガスの一種)に、赤玉ねぎのシャーベットが上にのっていて、色もきれい。二つ目の前菜は「花ズッキーニの詰め物」(写真)。IMG_4360ズッキーニの実は食べたことがありますが、実がなる前の花は初めて見ました。その花の部分に、赤座エビと帆立の刻んだものを詰めて揚げたもの。卵の黄身をベースにしたソースで頂きます。茎の部分が芋系の味でなかなかの美味でした。パスタ料理としては「キタッラ 真鯛と三つ葉」(写真)。真鯛はスモークしていて三つ葉IMG_4361も歯ごたえが良く、もちもち感のパスタとよく合っていました。魚料理は「金目鯛のヴァポーレ」(写真)。鯛は大きなオーヴン(ドイツ製で、グリルやロースト、低温調理の他に、蒸気で蒸すこともでIMG_4363きるそうです)で蒸したものに、新玉ねぎのソースがかかっています。鯛が色鮮やかで食欲をそそります。肉料理は「長野産馬サーロインの炭火焼」(写真)。牛肉かなと思うほどの食感(牛肉よりは少し硬めですが)。IMG_4364手前の色の濃いソースはドミグラのような肉と赤ワインのソースですが、向う側の薄めのソースは赤ワインと林檎のソースで、二種類ソースが用意されていました、デザートは「マンゴーのパンナコッタ」(写真)。マンゴーの他に、パイナップルのアイスクリームに牛乳のチュイル(「瓦」という意味)が上に載っていました。チュイルもオーヴンで低温調理したそうで、ソースだけでも何種類も出てきてシェフの緻密な料理に感銘を受けました。コーヒーもおいしく、本当に幸せなひと時を過ごすことができました。

HOME | PROFILE | 研究活動 | 教育活動 | 講演会・シンポジウム | BLOG | 関連サイト   PAGE TOP

© 2012 村田京子のホームページ All Rights Reserved.
Entries (RSS)

Professor Murata's site