村田京子のホームページ – 聴講生の方たちとの懇親会

IMG_4043公開講座の聴講生の方たちとの恒例の懇親会に参加しIMG_4044ました。今回は、淀屋橋駅近く、大江橋を渡ってすぐのレストラン「sumile」が会場。川沿いの素敵なレストランで、店のホームページによると、「sumile(スミレ)は、ニューヨークで誕生したDREAMS COME TRUEの思いが詰まったレストラン。吉田美和のソロワークとしてリリースされたファーストアルバム「beauty and harmony」シンボルフラワーであるスミレの花をIMG_4045モチーフに、人々の笑顔 = Smile(スマイル)を願い「suIMG_4046mile」と名付けられました」とのこと。会議場にもなるような天井の高い、広くて明るい会場で、25名もの方が参加してくれました。料理はアミューズ・グールの後、オードブルは鯛のカルパッチョにワカメのソース(写真左)。パスタはパンチェッタ(豚のベーコン)としめじのクリームパスタ、上にはマイクロセルフィーユが載っています(写真右)。メインは鰆のポワレ(少しカレー味)。長芋や里芋、冬瓜(?)の付け合わせ。デザートもおいしくて、どの品も満足のいくものでした。最後に記念撮影(写真)。皆、笑顔で写っています。夏を思わせる快晴で、日傘をうっかり持って来なかったので、太陽の光が眩しいほどでした。幹事の梅村さん、南さん、御苦労さまでした。

青磁食事の後、有志の方たちと、近くの東洋陶磁美術館へ「高麗青磁」展を見青磁2てきました。高麗青磁は高麗王朝(918-1392)滅亡とともに姿を消し、「幻のやきもの」とされていたのが、19世紀末~20世紀初頭に墳墓などから発掘され、再び世に出たとのこと。「翡翠の煌めきにも似た」美しい釉色の高麗青磁は、一躍脚光を浴びるようになったわけです。「九龍浄瓶」(写真左)は、「九龍灌頂」の説話にちなんだ、九龍をモチーフにした作品で、九龍の口から浄水が流れる仕組みになっているそうです。それぞれが精巧で、九匹の龍からどのように水が出てくるのか、実際に水を入れて試してみたいものです。また、次の青磁(写真右)は、ひょうたん型の注器(水や酒などを注ぐ)で、童子が葡萄の蔓をよじ登っている姿が描かれ、子孫繁栄の願いが込められているとか。また、シンプルながら丸みがなんとも美しい酒器や、美しいラインの油滴天目茶碗(写真下)などがあり、こうした茶碗でお茶を一服、飲んでみたいものです。この展覧会は、「祈り」「喫茶文化」「飲酒文化」を切り口とした高麗青磁の魅茶碗力を紹介するもので、あわただしい日常を忘れて、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

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