村田京子のホームページ – 「花垣」での食事

sIMG_3831ミシュランの星付きの懐石料理店、「花垣」で先日、食事をsIMG_3835してきました。数回来たことがありますが、いつも新鮮で変わった食材と料理に感嘆させられます。前菜(写真:4人前)は鴨のローストにめいたガレイの南蛮煮、厚焼き卵、車海老のしわ煮、百合根、イカのチーズ巻き。吸い物はアブラメ(あいなめ)と手作りの卵豆腐。あっさりとした出汁ですが、油目と呼ばれるだけあって、脂がのった魚でした。お造り(写真)は石鯛、インドマsIMG_3836グロの中トロ、車海老、ハリイカで、白醤油か、ポン酢で頂くというもの。次が何と、下に火のついた茶香炉のsIMG_3840上にアワビ、ホワイトアスパラガス、ウニをとうもろこしの粉で作ったパートフィロで包んで揚げたものを載せ、クリームソースを入れたもの(写真)。あつあつを食べますが、茶香炉を使うという発想に脱帽。上に載っている葉は、オイスターリーフと呼ばれ、噛むと牡蠣の匂いがします。次が尾崎牛の亀の甲焼きにカキ、asperge sauvage(野生のアスパラガス)。「花垣」は懐石料理の店ですが、肉料理がでることろが特徴的です。容器も凝っていて、肉の入った皿はノリタケ。最初のお椀は室町時代のお椀とか。ご飯は筍と河豚の炊き込みご飯という、贅沢な一品。筍は今年最後で、歯ごたえがこりこりしていて、普段食べている筍とは別物でした。留め椀は、大きな蛤。デザートは白苺(これもデパートでは1個100円で売っている高価な苺)に白ワインのジュレ、黒豆の黒蜜かけとチェリー、ガラスの蓋付き容器に入っているのは、コーヒー風味のブラマンジェ(写真)。容器がやはりとても凝っていました。シェフと手伝いの人と二人での調理、本当に大変だとは思いますが、一日に1~2組しか客を取らないのも納得の味でした。

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