先日、京都の丸山公園にお花見行ってきました。今年は桜の開花が早く、初夏の気温ということもあって、見に行った時にはほぼ散りかけ、または葉桜状態になっていました(写真左は丸山公園の池、右はかろうじて残っていた桜の花)。京都は相変わらず観光客でごった返していて、丸山公園の周辺も屋台がずらっと並び、レンタル着物のアジア系観光客の姿が多くみられました。それに伴い、あちこちにレンタル着物の店があってびっくり。バス停も長蛇の列!お昼は祇園、花見小路の裏にある評判のフレンチレストラン Yosuke YAMAJI で食べました。町屋を改良したお店で、天井はかなり高く、カウンターで料理人たちが料理を作っているのが見える仕組み(坪庭もあります)。日本の食材を使ったフレンチで、アミューズ・グールはカリッと揚げた小さい海老フライ。前菜(写真左)は、ほたるいかと、山菜の付け合わせ、胡麻のソース。ほたるいかは生臭くなく、胡麻のスープがあっさりとしていて味が良く合っていました(手前の丸いのは粒マスタード)。次がアオリイカのカルボナーラ風(写真右)。卵、生クリームが入ってかなり濃厚な味ですが、イカを使っているのが新しい食感(白い細長いのはチーズ)。メインの魚はオナガ鯛(浜鯛)のポワレ(写真)。シェフのお父さんが奄美大島で漁師さんをしているそうで、奄美から直送の、文字通り、尾が長い鯛で、かなり大きな鯛だそうです。脂がのっていて食べ応えあり。聖護院大根の上に大きな切り身が載っています。ソースは鶏のブイヨンを使った春菊のソースで見た目も美しい!メインの肉は鴨肉で、これも赤ワインソースにびったりで、柔らかい肉質でした。デザート(写真)も凝ったものでしたが、お皿が何とも涼しげで初夏の訪れを予告しているようです(小さな器に載っているのは、焼き立てのフィナンシエ)。「花より団子」の一日でした。