今年は3月末に急に暖かくなり、例年より1週間早く、桜が満開となりました(写真)。近所の桜並木に沿ってゆっくり散歩。親子連れや老夫婦、犬の散歩の人など、多くの人が携帯やカメラを桜に向けて写真を撮っていました。5月の連休並みの暑さとかで、日差しは強いものの、風は爽やかで、一足早い春の到来を喜んでいます(3月初めはかなり冷え込んだので一層、喜びもひとしお)。ランチは恒例の「浪漫」で春らしい料理を頂きました。3月のメニューはひな祭りにちなんで、蛤のお吸い物(写真右:桑名産とかで、すごく身が引き締まった蛤でした)に、ちらし寿司(写真左)。いつもアワビの貝殻に載って出てきますが、これほど大きなアワビはもうないとか(オーストラリア産の養殖アワビもあるが、天然物と味が全く違うそうです)。今年は炊きたてのご飯にすし酢を合わせたもの(印象に残ったのは海老のソボロ、それと錦糸卵は黄身2:白身1の割合で作るそうです。家で作ると白身が余って困りますが、確かに鮮やかな黄色になります)がでてきました。他にも「炊き合わせ」として、若ゴボウ(根っこつき)やジャガイモ、高野豆腐の天ぷらが出て、これも季節を感じるものでした。八寸もなかなかおいしかったですが、寿司と一緒に出てきた粕汁がそれほど酒臭くなくまろやかで、絶品の味でした!デザートは三宝柑(写真)のゼリー(ゼリーと果肉を一緒に食べる)で、ゼラチンはドイツのを使うという、こだわり! ランチの後も、ゆっくり桜を楽しみながら帰りました。