村田京子のホームページ – ミシュラン1つ星レストラン「レーヌ・デ・プレ」にて

sIMG_3716京都に出たついでに、ミシュラン1つ星のフレンチレストラsIMG_3717ン「レーヌ・デ・プレ」(京阪の神宮丸太町駅の近く)で夕食を取りました。Reine des présという店の名前は「草原の女王」という意味ですが、ハーブの一種にもあるそうです。なぜこの名前をつけたのかは、聞くのを忘れました。狭い路地にある10席くらいの小さな店で、夜、暗い中で探し出すのに苦労しました。中原シェフはパリの3つ星レストラン「アルページュ」でも修業されたとか(「アルページュ」はsIMG_3720パリでもなかなか予約が取れない人気店で、値段も一番高く、一人6万円は下らないとか)。今回はシェフのおsIMG_3719まかせ、ということでまずは「オマール海老、魚のスープ」(写真左)。京都ということもあり、お茶席で使うような器ででてきました。次が「師へのオマージュ」という卵の殻の上を取った中に、半熟卵とメイプルシロップを混ぜ合わせたもの(写真右)。「師」というのはこの料理を編み出した「アルページュ」のシェフのことで、この料理を出せるのは3軒の店しかないそうです。次のsIMG_3722「シェフの遊びゴコロ」は、帆立とカリフラワーの前菜。そして、このレストランのスぺシャリテ、「オマール海老のサラダ」(写真右)。生に近いオマール海老に、くるsIMG_3721みと蕪が載り、ヴィネグレットで味付けされていますが、海老の身がぷりぷりで新鮮そのものでした。魚料理(写真左)は平目をさっと焼いたものに、帆立のチップ、わかめとホウレンソウという日本風。肉料理は岡山の「美作産鹿の低温ロースト」(写真右)。鹿肉を低温で2時間くらいローストしたもので、低温で火入れするこsIMG_3724とで、水分が飛ばず柔らかい肉質が保たれていました。今流行の泡のソースがかかっています。ジビエ特有の堅さも臭みもなく、おいしく頂きました。次がクリスマスリースのsIMG_3723ような飾り付けの上に木苺のゼリーを薄いパリパリの生地ではさんだもの(写真)。さらにデザートはシルバーベル(洋梨の一種)のコンポートとカラメル、マスカルポーネチーズのデザート(写真右横)。そして紅茶は私は「カルダモンとショコラ」のハーブティー(写真)を選びましたが、分厚いガラスの素敵なカップに入ってでてきました!どれもシンプルな味付けですが、凝っていて楽しく、おいしいひと時でした。パンも木の箱の中に入っていて、暖められた石皿に載っているので暖かさがずっと保てるよう工夫されていて、遊び心が料理に一杯、詰まっていました。ただ、ワイン代が少し高くついてしまいました。

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