村田京子のホームページ – リード先生と法隆寺見学

sIMG_3584来日されたマルティーヌ・リード先生を、日本のジョルジュ・sIMG_3587サンド研究者たちで奈良の法隆寺にご案内しました。まず、お昼に法隆寺駅に集合して「うぶすなの郷」へ。富本憲吉の生家を改造して、和風レストランやホテルにしたところで、昼ご飯を頂きました。日本建築の部屋で、素朴な陶器の器に奈良近郊の野菜を使った料理に皆、舌鼓を打ちました。奈良でも近鉄奈良周辺の観光客がごった返しているのとは違い、鄙びた趣きsIMG_3592で、ゆったりした気分になります(写真左は大広間レストランにて;写真右はレストランの入り口にて)。日本最初の世界遺産、法隆寺では五重塔(写真左下)をぐるりと回り、大講堂、食百済観音像堂から大宝蔵院へ。特に目を引いたのが百済観音像(写真右下)で、そのしなやかで中性的な体つきが特徴と言えるでしょう。有名な「玉虫厨子」は、黒ずんでいて玉虫色(フランス語の解説ではcouleur irisée となっていました)ではなく、残念でした!聖徳太子(今は厩皇子と言う)の肖像画もあり、学生時代に習った日本史を思い出しました。夢殿を回ってバスで法隆寺駅まで戻りました。奈良のお寺は京都と違って、だだっ広くて、歩くのに少し疲れますが、奈良時代の大らかで素朴な雰囲気が味わえます。リード先生も時差ぼけの中でのシンポジウムでの発表で、大変だったと思いますが、奈良でリフレッシュしたと言っておられ、一同、ほっとしました。

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