村田京子のホームページ – ジャンジャンブル先生ご夫妻と

sIMG_3051昨年に来日されて京都で一緒にsIMG_3048食事をしたジャンジャンブル先生が昼食に招待してくれました(写真左)。アンヴァリッド手前のエスプラナードに面したDivellecという魚介類専門のお店ですごくシックな店内、料理も非常に洗練されたものでした。前菜は魚のすり身にアボガドのソースがかかったもの(写真右)。メインは白見魚にミニキャベツ、ソースが美味でした(写sIMG_3049真左下)、デザートは苺のソースがかかった木苺sIMG_3050とメレンゲ、アイスクリーム(写真下)。どれも見た目も凝った繊細な味で大満足。このレストランは著名な政治家が集まる店だとか。先生はもうすでにカーン大学を退職されていますが、今でも地元で文学講演会を催されて、毎回100人にのぼる人が講演を聞きにくるそうです。今年のテーマは「家族」でバルザックやサンド、ゾラ、ユイスマンスなど19世紀の作家の作品における家族のテーマ(家族の崩壊)の話をされたそうです。フランスでも文学離れが起こっていますが、とりわけ仕事を引退した年配の人たちの関心は大きいということでした(日本でも同じだと言えます)。奥様は地元の芸術協会の責任者を務め、60人にわたる会員を引き連れてマルモッタン美術館やギュスターヴ・モロー美術館などに引率しているそうです。文学、映画、オペラ、美術についていろいろ話ができ、さらにおいしい料理も味わえて、本当に楽しいひと時でした。

HOME | PROFILE | 研究活動 | 教育活動 | 講演会・シンポジウム | BLOG | 関連サイト   PAGE TOP

© 2012 村田京子のホームページ All Rights Reserved.
Entries (RSS)

Professor Murata's site