村田京子のホームページ – 箱根の温泉

s福住夏休みの家族旅行で箱根の温泉に一泊してきました。宿は箱根湯本温泉の老舗「萬翠楼 福住」という所で、創業が寛永2年(1625)、sIMG_2552徳川三代将軍家光の時代からで、その間、何度か焼失したものの、再建を繰り返し、明治初期に建てられた明治棟2棟「萬翠楼」と「金泉楼」は西洋の技法や意匠を取り入れた擬洋風建築で平成14年にホテル旅館建築で日本初の国指定重要文化財に指定されたそうです。私たちが泊まったのは「萬翠楼」の1階(部屋が3室と縁側、内風呂は檜のお風呂)の部屋でした。本当は一番有名な15号室(写真左:天井に絵が描かれている部屋)に泊まりたかったのですが、ここは4室30畳の和室で大きすぎるのでまた、多人数で来たいと思っています。福沢諭吉や木戸孝充、伊藤博文など歴史的な人物がこの旅館に逗留して、書を残しているそうです。障子の格子や欄干は本当に職人芸で、部屋の中に立派な中柱があったりで趣のある部屋でした。料理も美味で(鎌倉彫のお盆に乗っています)、お造りは小田原産の魚を含む5種(金目鯛、カマス、帆立、海老、マグロ:写真右)で、主菜は黒毛和牛のサーロインsIMG_2554陶板ステーキ(写真左下)、魚は長良川の天然風鮎の塩焼き(sIMG_2555写真右下:養殖だが天然の鮎と同じような環境で育てたとか)、あと変わっていたのがsIMG_2557「焼ごま豆腐」(写真下)。ゴマ豆腐を焼いたものにゴマソースをかけ、さらにそぼろ状のゴマをかけたもので、一見すると「わらび餅」のようですが、これがとてもおいしかったです。ご飯はさざえのたきこみご飯、デザートはシャーベットや枝豆ずんだ餅、メロンなど色どりもきれいでした。日本酒は「丹沢山」という地元のお酒で冷酒で頂きました。温泉は無臭のまったりしたお湯で露天風呂でゆっくり浸かり、ほっと一息ついた一日でした。

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