村田京子のホームページ – 「浪漫」(6月篇)

sIMG_24766月もいつもの和食店「浪漫」に食事に行っsIMG_2478てきました。6月のテーマは鱧と鮎。前菜はすりおろしたとろろ芋を卵の白身のメレンゲで和えたもので、上にはオクラのソースがかかっています(写真左)。非常に口どけのいいものでした。鱧はまず、吸い物の中に登場(写真右)。鱧の骨切りは音を立てずに一定方向に包丁を走らせて切るとか。ゆでる温度は100度ではなく、70度前後に抑えると、食べた時にふわっと溶けるような食感になるそうで、本当に鱧とは思えない柔らかさでした。鱧はもう一品、八寸の中にも登場しましたが、それは炭火で片身を焼いたもの(表はさっと火を通すのみとか)で、こちらはもっちりとした食感に仕上がっていました。八寸にはトウモロコシのジュース(芯をコンソメと茹でて作ったスープにトウモロコシの実を入れてジューサーにかけたもの)もあり、砂糖が全く入っていないのにすっきりとした甘さに仕上がっていました。メインの鮎sIMG_2480は昨年同様、水の中を泳いでいるような鮎(写真下)で、見た目も美しく、頭から尻尾までしっかり食べました。デザートが変わっていて、じゅん菜と青梅のゼリー。いつも一品一品が丁寧に作られ、その時には満腹になっても後でお腹にもたれないのが何よりの特徴です。今回も大満足の食事でした。

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