村田京子のホームページ – プラド美術館展

東京に出たついでに、東京駅近くの三菱一号館美術館でのsプラド「プラド美術館展」を見に行ってきました。今回は大sプラド2きな絵は少なく、小品が中心でしたが、スペインを代表するエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤやムリーリョ、フランドルのヒエロニムス・ボスやルーベンスなどの作品が展示されていました。聖母像としてはムリーリョの《ロザリオの聖母》(写真右の左上)、ゴヤの《受胎告知》(写真右の右上:大判の《受胎告知》の長細く首が少し捻じれたマリアよりは、丸顔のマリア)が良かったのと、ボスの《愚者の石の除去》はいかにもボスらしい諧謔的な絵でした(写真下左)ブリューゲル2世のバベルの塔の絵もありました。また、初めて知ったケッセルの《生物 花》(写真下右)というのは17世紀のオランダ絵画ですが、咲き乱れる色とりどりの花と鳥、ウサギ、白鼠が幻想的な雰囲気を醸し出していて魅力的でした。こうした絵画展も、関sプラド4西の美術sプラド3館にはなかなか来ず、文化的格差を痛感しています。

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