村田京子のホームページ – バレエ「マノン」公演

2月23日(日)に滋賀のびわ湖ホールにアメリカン・バレエ・シアターの『マノン』を家族で見に行ってきました。マノンはジュリー・ケント、デ・グリューはロベルト・ボッレの配役でした。幕間が2回で、約3時間の公演。原作のアベ・プレヴォーの『マノン・レスコー』の内容とは多少違っている(悪役が老貴族GMのみに集中していること、原作にはない高級娼婦の館のパーティーが付け加わっていること、最後に恋人二人がヌーヴェ・ロルレアンの植民地で逃げるところが砂漠から沼地に変更など)のは、仕方ないことでしょう。バレリーナの身の軽さと動きの優雅さには本当に感銘を受けました。マノンの兄役の

エルマン・コルネホも踊りの切れが良かったと思います(ただ、少し背が低いのが残念でしたが)。踊りとしては、デ・グリューの留守の間にマノンの兄の手引きでGMがやってきて、彼女を豪華な贈り物で誘惑する場面で、二人の男性が彼女を持ち上げ、足を取って舞台の端から端まで動かすところ。びわ湖ホールはびわ湖に面したいい所ですが、交通が不便で、17時開演で20時終演だと、夕食をとる店がなくて少し困りました(仕方がないので幕間にサンドイッチを食べて夕食としました)。フランスだと、劇場がはねてからレストランに行くのですが。。。

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