村田京子のホームページ – 「浪漫」での食事(3月篇)

sIMG_2330このところ毎月恒例として、近くの和食の店「浪漫」に食事に行っています。月ごとにテーマが代わり、3月は「ちらsIMG_2329し寿司」がテーマです。相変わらず「おばあちゃんの料理」と主張される店の主人は、新鮮な素材と丁寧な調理にこだわりがあるとのこと。蛤の吸い物(写真左)は、大きな蛤を貝殻から取り出し、68度でゆで(沸騰させると身が硬くなるとか)、薄く切った大根と合わせて出汁のみで味付けしたのが出てきましたが、本当にまったりとした味でおいしかったです。烏賊も薄い皮をうまくはぎ、柔らかい歯ごたえで、柿のソースで和えた見た目にもきれいな一品でした(写真右)。他にもゴマ豆腐を揚げたものに蕗味噌がのったものや、色とりどりの八寸など、どれもおいしかったですが、やはり巨大なアワビの貝殻に色鮮やかに盛られたお寿司が圧巻でした(写真左下)。ご飯は私たちが席に座ってから炊いたもので、食べる直前に合わせ酢で和えたとか。デザートは三宝柑のゼリー(写真右下)で、瑞々しい果肉と舌触りの良いゼリー(完全に固まる前に供するのがおいしさの秘訣だそうです)でした。まさに至福の時を過ごすことができました。しかし、何十年たっても完璧な料理に達していないsIMG_2332と、新たな工夫を考えておられるご主人には圧倒されまsIMG_2335す。

HOME | PROFILE | 研究活動 | 教育活動 | 講演会・シンポジウム | BLOG | 関連サイト   PAGE TOP

© 2012 村田京子のホームページ All Rights Reserved.
Entries (RSS)

Professor Murata's site