名古屋大学での学会の後、名古屋駅のマリオットアソシアホテルの最上階52Fにある有名なフレンチレストラン「ミクニ」で友人と夕食を取りました。店の雰囲気もサービスもよく、食事もどれもおいしかったですが、アントレの「タラバ蟹のグレープフルーツのゼリー寄せ 胡瓜とセロリのブリュノワーズ カリフラワーのブルーテ キャビアを添えて」(写真左)は見た目もきれいで、さすがに手の込んだものでした。魚料理は「三重産鰆のポワレ、銀杏、松茸、秋野菜のサフランリゾット添え コキヤージュソース バジリコの香り」(写真右)も同様で、コキヤージュソースというのは蛤のソースだそうです。フレンチだけれども、和のテイストで上手くマッチングしていました。鰆は脂がのっていて生臭くなく美味でした。肉料理は「ハンガリー産「食べられる国宝」マンガリッツア豚のロティ カシスのソース 北アカリのピュレと秋トリュフ 彩どり野菜を添えて」(写真)で、マンガリッツア肉はハンガリー本国で「食べられる国宝」と呼ばれるほど貴重で高価な豚肉だそうで、食感は豚肉というよりジビエのようなしっかりした歯ごたえでした。じゃがいものピュレの上にはトリュフが載っているという贅沢なもの。口直しのグラニテの後、ワゴンデザートで、私はフランボワーズケーキなど3種類を頂きました。さすがに満腹で、コーヒーと一緒についてくる小さなマカロンなど小菓子は食べきれず、残念でした。しかし、名古屋の友人と久しぶりにゆっくりおしゃべりができ、楽しいひと時を過ごすことができました。