本書は、歴史学者でアンジェ大学教授、クリスティーヌ・バール氏のUne histoire politique du pantalon(Seuil, 2010/Point, 2014)の翻訳で、この著作は、女性のズボン着用を禁じる1800年のパリの警察条例を2013年に廃止させる契機となったことで知られている。
本書は6人で翻訳を担当し、村田もその一人である(担当章:第1章「サン=キュロットのズボン」、第2章「実現不可能な女性市民」)。
【内容紹介】かつて男性権力の象徴であり、女性にとって長らく禁止された衣服であったズボン(パンタロン)。パリでは、1800年に制定され、2013年に廃止されるまでの2世紀以上にわたって、女性市民にズボンの着用を禁止する法が維持され続けてきた。フランス革命期から現代に至る、女性たちがズボンを穿く権利を獲得してゆく歴史を、ジェンダーやフェミニズムの視点でたどる。服装から見えてくる、女性解放のための長い闘いの歴史(556頁、価格5940円)。
【目次】