村田京子のホームページ – 第5期「フランス文化を学ぶ会」
第5期「フランス文化を学ぶ会」
バルザック『金色の眼の娘』『シャベール大佐』を読む
開催日: 2025年9月10日~2026年1月28日
場所 中之島公会堂(地下1階 第4会議室)
コーディネーター 南千恵子、武市福之
第5期「フランス文化を学ぶ会」を開催いたします。今回は、秘密結社「十三人組」のメンバーの一人、ダンディで美男子のアンリ・マルセーと、オリエントの妖艶な美女で「金色の眼の娘」と綽名されるパキタ(左図は、パキタのモデルとなったドラクロワの絵の女性)との情熱的な愛と死の物語を読んでいきます。次に読むのは、ナポレオン軍で活躍したシャベール大佐が、アイラウの戦いで死んだとされていたのが、頭に深い傷を負ったものの、生きていて、数年後にパリに戻ってきた時から物語が始まります。彼の妻はすでに貴族の男と再婚していて、妻を取り戻そうとするシャベール大佐の闘いが描かれています。

『金色の眼の娘』と『シャベール大佐』は、一方はロマン主義的な物語、他方は現実主義的な物語と、正反対の傾向の作品で、その対照的な作品世界を味わっていきたいと思います。

日時:9月10日、10月1日/8日/22日、11月12日/26日、12月10日/17日、1月14日/28日

毎回水曜日、10時20分~11時50分   会費:7000円

《報告》1月28日に無事、最終回を迎えました。今年の冬は例年になく極寒で、日本各地で大雪に見舞われましたが、幸い、大阪では雪が積もるほどではなかったので、道路の凍結などもなくて中之島公会堂まで支障なく辿り着くことができました。参加者の中には皆勤の方もいて、いつも皆さまの熱心さに励まされています。今回はオリエント風の物語である『金色の眼の娘』から始まり、ナポレオン時代の悲惨な戦場の場面が描かれている『シャベール大佐』『アデュー』まで読んでいくことができました。女性像だけでも、妖艶なオリエントの娘、娼婦から由緒ある貴族の奥方にまで上りつめる、したたかな女性、戦争で辛酸を舐め、正気を失った女性と、様々なタイプの女性が登場し、こうした小説を通して、バルザックの多彩な世界を味わってもらったと思います。

HOME | PROFILE | 研究活動 | 教育活動 | 講演会・シンポジウム | BLOG | 関連サイト   PAGE TOP

© 2012 村田京子のホームページ All Rights Reserved.
Entries (RSS)

Professor Murata's site